26年度予算
- 投稿日:2014年03月26日
- カテゴリー活動日記
こんばんは、吉田あつきです。
長かった2月議会も先日ようやく終了しました。
2月議会の議論の中心はやはり26年度の予算であります。
皆様から頂戴した貴重の税金の使い道を決める大切な議会です。
来年度の予算は一般会計と特別会計を合わせると2500億超の積極型の予算編成になっています。
鈴木市政が誕生してからちょうど折り返しの年であり、鈴木市長の想いが様々な形で予算化されておりました。
いくつか特徴的なものについて簡単にお話をしたいと思います。
まずは、「藤沢宿場館」と「浮世絵館・アートスペース」
藤沢宿場館は、遊行寺門前の旧労働基準監督署の跡地を利用する形で、藤沢宿の新たな拠点として、歴史文化に触れることの出来る施設、またウォーキングをされる方々のお休み処として、再来年度に開設される予定であり、来年度はその準備経費が予算としてあげられています。
浮世絵館は湘南C-Xの中のビルを活用し、今まで収蔵してきた藤沢市所有の浮世絵を展示し、アートスペースでは、若手芸術家の創作活動の場として利用されるとのことでした。こちらも再来年度オープン予定で、来年度予算では準備経費が計上されています。
両施設ともにまだまだ詳細まで決定している状態ではないのですが、今年一年かけてつめていくということで、今後に大いに期待をしています。
浮世絵館・アートスペースについては地元辻堂に生涯学習拠点ができるということで、また新たな賑わいの創出に繋がるものだと思います。
また、同じC-Xの中には、ロボット産業特区関連である、湘南ロボケアセンターがオープンしたところでもあります。
この湘南ロボケアセンターでは、「HAL」というロボットスーツを着用したリハビリが受けられます。簡単に言うと、病気や事故などなんらかの理由によって、歩けなくなってしまった方々が、足にロボットスーツを装着し、リハビリをするといった施設であります。
C-Xには、浮世絵館も出来るということで、古き良き芸術文化に触れ、また、最先端のロボットによるリハビリが受けられる街として、大いなる可能性を秘めていると思います。
ロボット産業については、ロボット産業関係企業(コンテンツ産業等も含む)の誘致促進のため、今まではテナントの賃料補助という誘致促進のメニューはなかったのですが、来年度からは、賃料補助のメニューも新たに作られました。
ロボット産業は、既存ロボット分野の成長に加えて、新たな市場の開拓によって、2035年までには約10兆円規模の市場になるとも言われています。
そうした中で、県が指定を受けたロボット産業特区については本当に大きな可能性があり、藤沢市にとっても重要であると思います。
予算については、藤沢市の取り組んでいる全事業に関連しているので、本当に数多くの事業があるわけですが、その中でも新たな取り組みとして計上されていたものについてご紹介をさせて頂きました。
宿場館や浮世絵館、そしてロボットについて、今後についてもまた進捗等あれば、お知らせさせて頂ければと思います。